最終更新日: 2025年12月24日
テンプレート説明
FiveMは、「Grand Theft Auto V (GTA V)」のマルチプレイの可能性を解き放つ強力なModクライアントです。マルチプレイサーバーを自由にカスタマイズし、プレイヤー独自のルールや世界を作成できるため、ゲーム体験が格段に向上します。独自のプレイ空間を設計し、友達と共に冒険しましょう。
ご利用前の注意事項
- FiveMゲームテンプレートはメモリ4GB以上のプランでご利用が可能となっております。
- 快適にゲームをお楽しみいただくためには8GBプラン以上でのご利用を推奨しております。
- 提供しているテンプレートはPC版のみ対応しています。
また、FiveMイメージをご利用前に、下記の準備が必要となります。
- 「Grand Theft Auto V」のインストール
- Rockstarアカウントの作成
- FiveMクライアントソフトのダウンロード
仕様
インストールOS
| OS | バージョン |
|---|---|
| Ubuntu | 24.04 |
主要ソフトウェア
| ソフトウェア | バージョン |
|---|---|
| FiveM Server | 17000 |
| txAdmin | v8.0.1 |
| MariaDB | 10.11.13 |
motd
FiveMイメージから作成したサーバーにコントロールパネルのコンソールやSSHでVMにログインすると、FiveMサーバーの設定で必要な情報が表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| txAdmin URL | txAdmin管理画面へのアクセスURL |
| FiveM directory | /opt/fivem/fivem_server |
| FiveM Console log | /opt/fivem/fivem_server/console.log |
| MySQL root password | MariaDBのrootユーザーパスワード |
| MySQL FiveM user | FiveM専用データベースユーザー名 |
| MySQL FiveM user password | FiveM専用データベースユーザーパスワード |
その他
サービス起動状態
| サービス名 | 起動状態 |
|---|---|
| fivem.service | 起動(自動起動) |
アプリケーション利用ポート
| ポート番号 | プロトコル | 用途 |
|---|---|---|
| 30110 | TCP/UDP | FiveMゲームサーバー(補助ポート) |
| 30120 | TCP/UDP | FiveMゲームサーバー(メインポート) |
| 40120 | TCP | txAdmin Webインターフェース |
メモ
接続前に、上記ポートがセキュリティグループで許可されているか確認してください。
利用手順
Step 1: ライセンスキーの取得
重要
2025年12月1日より、KeymasterはPortalに置き換えられました。ライセンスキーの発行は新しいCfx.re Portalから行ってください。
[1] Cfx.re Portalへログイン
下記のURLにアクセスし、「Sign in with Cfx.re」をクリックしてください。
Cfxアカウント情報を入力してログインします。アカウントを登録していない場合は、「Sign Up」よりアカウントを作成してください。
[2] ライセンスキーの発行
ログイン後、ダッシュボードの「Quick Links」セクションにある「Create a Key」をクリックします。または、上部のナビゲーションバーから「Servers」をクリックし、「Generate Key」ボタンをクリックします。
ポップアップウィンドウが表示されますので、下記項目を入力してください。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| Display Name | 任意のサーバー識別名を入力してください 例)MyFiveMServer |
入力後、「Generate」ボタンをクリックします。
ライセンスキーが生成され、「Server Registration Keys」ページのリストに表示されます。右側のアクションボタンからライセンスキーをコピーしてお控えください。ライセンスキーはFiveMサーバーのセットアップで利用します。
Step 2: PINコードの確認
FiveMイメージから作成したサーバーにコントロールパネルのコンソールやSSHでVMにログインすると、FiveMサーバーの設定で必要な「MySQL FiveM user」と「MySQL FiveM user password」が表示されますので、お控えください。
FiveM Console log にて、txAdminの接続に必要なPINコードがご確認いただけます。下記コマンドを実行のうえ、PINコードをご確認ください。
cat /opt/fivem/fivem_server/console.log
「Use the PIN below to register:数字4桁」のPINコードをお控えください。
Step 3: txAdminにログイン
Step 2で控えていただいた「txAdmin URL」よりtxAdminに接続してください。
http://IPアドレス:40120
ブラウザより接続後、Step 2で控えたPINコードを入力し、「Link Account」ボタンをクリックします。
ログイン画面が表示されるため、Cfxアカウント情報を入力し「Log in」ボタンをクリックしてください。
CfxアカウントとtxAdminの連携が問題なければ、「CONTINUE」ボタンをクリックします。
初回はバックアップパスワードの設定が必要となっております。任意のパスフレーズを入力後、規約・ライセンスに同意いただいた場合、チェックボックスをチェックし、「Register」ボタンをクリックすると、txAdminへの接続は完了となります。
Step 4: FiveMサーバーのセットアップ
[1] セットアップ
txAdminへの接続後、セットアップウィザードが表示されます。「Next」ボタンをクリックし、セットアップを進めます。
[2] Server Name
任意のサーバー名を入力のうえ、「Next」ボタンをクリックします。
[3] Deployment Type
「Popular Recipes」を選択のうえ、「Next」ボタンをクリックします。
[4] Select Template
MODを導入するために「QBCore Framework」を選択のうえ、「Next」ボタンをクリックします。
[5] Data Location
QBCoreのデータ保管場所を指定します。「Change Path」をクリックすると、任意の保存先・名称でも設定が可能です。設定後、「Save」ボタンをクリックします。
[6] Finish
セットアップが完了しました。「Go to Recipe Deployer」ボタンをクリックすると、FiveMサーバーの設定に遷移します。
Step 5: FiveMサーバーの設定
[1] Review Recipe
txAdminのセットアップ完了した後、FiveMサーバーの設定を行います。「Next」ボタンをクリックしてください。
[2] Input Parameters
下記の各種設定を行います。各種設定の入力後、「Run Recipe」ボタンをクリックしデプロイを開始します。
メモ
デプロイには数分かかる場合がございます。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| Server Registration Key | Step 1で発行されたライセンスキーを入力 |
| Database Host | 「localhost」となっていることを確認します |
| Database Port | 「3306」となっていることを確認します |
| Database Username | Step 2で確認した「MySQL FiveM user」を入力 |
| Database Password | Step 2で確認した「MySQL FiveM user password」を入力 |
| Database Name | 任意のデータベース名を指定します |
| Delete Database | 「ON」となっていることを確認します |
[3] Run Recipe
デプロイが完了しましたら、「Next」ボタンをクリックします。
[4] Configure server.cfg
設定情報が表示されます。下方へスクロールを行い、「Save & Run Server」ボタンをクリックすると、FiveMサーバーの設定が完了となります。
Step 6: FiveMサーバーへの接続手順
[1] FiveMクライアントでサーバーに接続
FiveMクライアントから、FiveMサーバーに接続します。FiveMクライアントのインストールをしていない場合、FiveMクライアントソフトのダウンロードおよびインストールが必要です。
[2] 「Play」をクリック
画面左上にある「Play」をクリックします。
[3] IPアドレスを入力
画面上部にある検索バー内に、IPアドレスを入力します。
メモ
入力時、IPアドレスの前に「>」を含めます。
設定したサーバー名が表示されていることを確認のうえ、Enterキーを押してください。
[4] サーバーに接続
サーバーへの接続が開始されます。キャラクター作成画面が表示されましたら、接続は完了です。
「Last connected server」よりハートマークをクリックすることで、お気に入り登録され、次回接続時のステップが減ります。
バージョンアップ手順
FiveMサーバーとtxAdminは、FXServerのアーティファクトをアップデートすることで両方が更新されます。
重要
アップデート前に、サーバーファイルのバックアップを取得することを強く推奨します。
[1] FiveMサーバーの停止
サーバーにSSH接続し、下記コマンドにてFiveMサーバーの停止を行います。
# systemctl stop fivem.service
[2] 所有者の変更
FiveMサーバーの実行ファイルを格納しているディレクトリに移動し所有者を変更します。
# cd /opt/fivem/fivem_server/ # chown -R fivem:fivem *
[3] 最新アーティファクトのダウンロード
FiveMサーバーのダウンロードサイトにアクセスします。
該当のバージョンを右クリックし、リンクのアドレスをコピーしてください。
[4] ユーザーの切り替え
下記コマンドにてFiveMユーザーへの切り替えを行います。
# su - fivem
[5] ディレクトリの移動
FiveMサーバーの実行ファイルを格納しているディレクトリに移動します。
$ cd /opt/fivem/fivem_server/
[6] 実行ファイルの削除
FiveMサーバーの実行ファイルを削除します。
$ rm run.sh
[7] 実行ファイルのダウンロード
下記コマンドにて実行ファイルのダウンロードを行います。
$ wget コピーしたURL
[8] ファイルの展開
前項でのダウンロードにて、圧縮ファイル「fx.tar.xz」が格納されています。下記コマンドにて展開します。
$ tar -xvf fx.tar.xz && rm fx.tar.xz
[9] ユーザーの切り替え
下記コマンドにてrootユーザーへの切り替えを行います。
$ exit
[10] サーバーの起動
「run.sh」というファイルが格納されていることを確認のうえ、FiveMサーバーを起動します。
メモ
FiveMサーバーの起動・停止はroot権限が必要なため、rootユーザーにてコマンド実行ください。
# systemctl start fivem.service
txAdminにログイン後、バージョンが更新されていることをご確認ください。
アプリケーションの具体的な利用方法につきましては、サービス開発元やサービス提供元の公式サイト、Wikiなどで最新情報をご確認ください。
外部リンク
| リンク | URL |
|---|---|
| FiveM公式サイト | https://fivem.net/ |
| FiveM公式ドキュメント | https://docs.fivem.net/docs/ |
| Cfx.reフォーラム | https://forum.cfx.re/ |
| FiveMライセンスキー取得 | https://keymaster.fivem.net/ |
| FiveMクライアントダウンロード | https://fivem.net/ |
| FiveMサーバーアーティファクト(Linux) | https://runtime.fivem.net/artifacts/fivem/build_proot_linux/master/ |
| txAdmin公式サイト | https://txadmin.gg/ |
| txAdmin GitHub | https://github.com/citizenfx/txAdmin |
| GTA V 公式サイト | https://www.rockstargames.com/gta-v |