最終更新日: 2025年11月19日

テンプレート説明

Necesseは2D見下ろし型のランダム生成されるドット絵の世界で、戦闘やクラフトをしたり、NPCに仕事を任せたりしながら街を発展させるアドベンチャーゲームです。無限に生成される世界で、ダンジョン探索、資源採掘、装備のクラフト、街の発展など、多様なプレイスタイルを楽しめます。シングルプレイのほか、最大250人までの協力プレイや専用サーバーでのマルチプレイに対応しています。

メモ

Necesseゲームテンプレートはメモリ2GB以上のプランでご利用が可能となっております。快適なプレイのためには4GB以上を推奨します。

仕様

インストールOS

OS バージョン
Ubuntu 24.04

主要ソフトウェア

ソフトウェア バージョン
OpenJDK 17.0.14
Necesse Server latest (Steamから自動取得)

motd

サーバーにログインすると、次のようなサーバー情報が表示されます。

項目 説明
Server IP Address サーバーのグローバルIPアドレス
Necesse Directory /opt/necesse

その他

項目 説明
アプリケーション利用ポート 9001/UDP (ゲーム接続用)
14159/UDP (ゲーム接続用)
セーブデータ保存先 /home/necesse/.config/Necesse/saves/
ログファイル保存先 /home/necesse/.config/Necesse/logs/
サービス名 necesse-server.service
サービス起動状態 起動状態(enabled)
最小メモリ要件 2GB以上
推奨メモリ要件 4GB以上(大規模な街の場合はさらに多く推奨)
最大プレイヤー数 1〜250人(サーバー設定時に指定可能)

利用手順

Step 0: セキュリティグループについて

ConoHa for GAMEではサーバー毎にIPアドレスまたはポートでトラフィックを制御するセキュリティグループ(仮想ファイアウォール)が設定されます。

メモ

22番ポートなど、ゲームが利用するポート以外のポートをご利用の場合は、予め利用するポートの通信許可設定が必要です。
詳細はセキュリティグループを参照してください。

Step 1: motdの確認

「Necesse」イメージから作成したサーバーにコントロールパネルのコンソールやSSHでログインすると、「Necesse」を利用するために必要な情報が表示されますので控えます。

鍵認証でのSSH接続コマンド例
# ssh -i 秘密鍵ファイルのパス root@VPSのグローバルIPアドレス
項目 説明
Server IP Address サーバーのグローバルIPアドレス
Necesse Directory /opt/necesse

Step 3: Necesseサーバーの起動確認

Necesseサーバーはデフォルトで起動状態になっています。サーバーの状態を確認するには、以下のコマンドを実行します。

# systemctl status necesse-server.service

サーバーが起動していない場合は、以下のコマンドで起動します。

# systemctl start necesse-server.service

メモ

サーバーの起動には数分かかる場合があります。ログファイル(/home/necesse/.config/Necesse/logs/)で起動状況を確認できます。

Step 4: ゲームクライアントからの接続

4-1: サーバー情報の準備

ゲーム内からサーバーに接続するには、以下の情報が必要です。

  • Step 1またはConoHaコントロールパネルで確認したサーバーのIPアドレス
  • ポート番号:14159(デフォルト)

4-2: Necesseゲームでサーバーを登録

  1. Necesseを起動し、「みんなで遊ぶ」をクリックします。
  2. 「サーバーに参加する」をクリックします。
  3. 「サーバーを追加する」をクリックします。
  4. 以下の情報を入力して「追加」をクリックします。
    • 名前:任意のサーバー名(判別用)
    • IPアドレス:VPSのグローバルIPアドレス
    • ポート番号:14159

4-3: サーバーに接続

  1. 登録したサーバーを選択し、「サーバーに参加する」をクリックします。
  2. 初めてのプレイの場合、キャラクター作成画面が表示されます。
  3. キャラクター作成後、ゲームが開始されます。

ヒント

Necesseでは、キャラクターが世界に紐付けられないため、異なるサーバー間でも同じキャラクターで遊ぶことができます。インベントリ内のアイテムも持ち運べます。

バージョンアップ方法

ConoHaのNecesseテンプレートイメージにはNecesseサーバーの自動バージョンアップ機能があります。ただし、データの保全等の観点からデフォルトでは動作しないようになっています。

重要

自動バージョンアップを有効にする前に、万一に備えてイメージ保存等によるバックアップの取得を推奨します。

自動バージョンアップを有効にする手順

Step 1: Necesseサーバーを停止する

# systemctl stop necesse-server.service

Step 2: 自動バージョンアップを有効にする

# sed "s/^#ExecStartPre/ExecStartPre/" -i /etc/systemd/system/necesse-server.service

Step 3: Necesseサーバーを再起動する

# systemctl daemon-reload
# systemctl start necesse-server.service

メモ

バージョンアップでデータのダウンロードや差し替えなどの処理が発生するため、Necesseサーバーの起動が完了してプレイできるようになるまで通常よりも時間がかかります。

これ以降、Necesseサーバーが起動する直前に自動的にバージョンアップが実行されるため、今後もNecesseのバージョンアップがあった際にはNecesseサーバーを再起動するか、サーバーを丸ごと再起動してもバージョンアップの処理が実行されます。

アプリケーションの具体的な利用方法につきましては、サービス開発元やサービス提供元の公式サイト、Wikiなどで最新情報をご確認ください。

リンク URL
Necesse公式サイト https://necessegame.com/
Steam ストアページ https://store.steampowered.com/app/1169040/Necesse/
Necesse Wiki(英語) https://necessewiki.com/
Multiplayer(マルチプレイヤー設定ガイド) https://necessewiki.com/Multiplayer