テンプレート説明

Satisfactoryマルチサーバーをかんたんに構築できるイメージ。

仕様

インストールOS

OS バージョン
Ubuntu 22.04

主要ソフトウェア

パッケージ バージョン
Satisfactory latest

motd

項目 説明
Server Address サーバーのIPアドレス
Satisfactory Directory Satisfactoryサーバーのインストールディレクトリ

その他

項目 備考
アプリケーション利用ポート 7777(TCP/UDP)
8888(TCP)
Minimum RAM 1024 MB
サーバーバージョンアップ方法 自動バージョンアップ有効化 手順については後述に記載

利用手順

Step 0: セキュリティグループについて

ConoHa for GAMEではサーバー毎にIPアドレスまたはポートでトラフィックを制御するセキュリティグループ(仮想ファイアウォール)が設定されます。

メモ

22番ポートなど、ゲームが利用するポート以外のポートをご利用の場合は、予め利用するポートの通信許可設定が必要です。
詳細はセキュリティグループを参照してください。

Step 1: motdの確認

「Satisfactory」イメージから作成したサーバーにコントロールパネルのコンソールやSSHでログインすると、「Satisfactory」を利用するために必要な情報が表示されますので控えます。

メモ

VPS初回起動時にサーバー上でワールド生成が実行されるため、約5分ほど時間がかかる場合があります。

鍵認証でのSSH接続コマンド例
ssh -i 秘密鍵ファイルのパス root@VPSのグローバルIPアドレス
項目 説明
Server Address サーバーのIPアドレス
Satisfactory Directory Satisfactoryサーバーのインストールディレクトリ

Step 2: Steamクライアントの準備

Steamクライアントから「Satisfactory」を起動し、「サーバー管理」内下部「サーバー追加」をクリックします。

Step 3: Satisfactoryサーバー情報設定

「アドレス」「ポート」をそれぞれ入力し、「確認」をクリックします。

項目 説明
アドレス Step 1 で控えた「Server Address」を入力してください。
ポート 「7777」を入力してください。

Step 4: サーバー名入力

要求サーバーのポップアップが表示されますので、任意のサーバー名を入力し、「確認」をクリックします。

Step 5: パスワード入力

ゲームの管理者パスワードの入力が求められますので、任意のパスワードを入力し「確認」をクリックします。

Step 6: ゲーム作成

ゲーム作成を選択し、マップ選択およびセッション名設定を行い、「ゲームスタート」をクリックすると、新規ゲーム開始時の確認画面が表示されますので、内容確認の上、「確認」をクリックします。

Step 7: サーバー設定

サーバー設定にてサーバーの各種設定を行うことが出来ます。

項目 説明
サーバー名 サーバー名の変更が可能です。
管理用パスワード 任意で管理用パスワードの変更が可能です。
プレイヤーのパスワード保護 任意でプレイヤーが接続する際のパスワードの変更が可能です。
デフォルトではパスワード設定がないため、パスワードを設定いただくことを推奨します。
オートロードセッション名 サーバー起動時に自動的に最新のセーブデータをロードするセッション名の選択が可能です。
オートポーズ 接続しているプレイヤーがいない時のゲーム内時間の停止設定のオン・オフが可能です。
プレイヤー切断時のオートセーブ プレイヤーが切断したときの自動セーブ設定のオン・オフが可能です。
オートセーブ間隔(分) オートセーブを行う間隔を1分単位で設定が可能です。
サーバー再起動間隔(時間) サーバーの自動再起動を行う間隔を1時間単位で設定可能です。
ゲームプレイデータの送信 ゲームプレイ中に開発元(Coffee Stain Studios)にデータ送信をするオン・オフが可能です。
ネットワーク品質 ネットワーク品質を上げることで、クライアントのロード時間やネットワークのパフォーマンスを向上させます。
なお、ネットワーク品質を上げた場合、サーバーのフレームレートが低下する可能性がございます。

Step 8: ゲームに参加

「状態」をクリックし、画面右下の「ゲームに参加」より、ゲームに参加することが可能です。

Satisfactoryサーバーの自動バージョンアップを有効にする方法

ConoHaのSatisfactoryテンプレートイメージにはSatisfactoryサーバーの自動バージョンアップ機能があります。
ただし、データの保全等の観点からデフォルトでは動作しないようになっています。

自動バージョンアップを有効にしたい場合、コンソールやSSHでログインした状態で、以下のコマンドを実行してください。
また、万一に備えて作業前にイメージ保存等によるバックアップの取得を推奨します。

Step 1: Satisfactoryサーバーを停止する

「Satisfactory」イメージから作成したサーバーにコントロールパネルのコンソールやSSHでログインし、Satisfactoryサーバーを停止します。

鍵認証でのSSH接続コマンド例
# ssh -i 秘密鍵ファイルのパス root@VPSのグローバルIPアドレス
Satisfactoryサーバーの停止
# systemctl stop satisfactory-server.service

Step 2: Satisfactoryサーバーのsystemd.serviceファイルを編集して自動バージョンアップを有効にする

次のコマンドを実行します。

# sed "s/^# ExecStartPre/ExecStartPre/" -i /etc/systemd/system/satisfactory-server.service

Step 3: Satisfactoryサーバーを再起動する

# systemctl daemon-reload

# systemctl start satisfactory-server.service

メモ

バージョンアップでデータのダウンロードや差し替えなどの処理が発生するので、Satisfactoryサーバーの起動が完了してプレイできるようになるまで通常よりも時間がかかります。

これ以降自動バージョンアップはSatisfactoryサーバーが起動する直前に実行されるため、今後もSatisfactoryのバージョンアップがあった際にはSatisfactoryサーバーを再起動するかサーバーを丸ごと再起動してもバージョンアップの処理が実行されます。

アプリケーションの具体的な利用方法につきましては、サービス開発元やサービス提供元の公式サイト、Wikiなどで最新情報をご確認ください。

外部リンク

項目 URL
Satisfactory公式サイト https://www.satisfactorygame.com/
Official Satisfactory Wiki https://satisfactory.wiki.gg/