最終更新日: 2025年12月10日
テンプレート説明
Soulmaskは、神秘的な信仰が息づく原始の大地を舞台にしたオープンワールドサバイバル&シミュレーションゲームです。プレイヤーは部族戦争の唯一の生存者として、古代遺跡で発見した神秘的なマスクの力を得て、部族を築き上げていきます。
このテンプレートを使用することで、Soulmaskの専用サーバーが構築された状態でVPSを利用できます。
仕様
インストールOS
| OS | バージョン |
|---|---|
| Ubuntu | 24.04 |
主要ソフトウェア
| ソフトウェア | バージョン |
|---|---|
| Soulmask Server | Latest |
利用ポート
| ポート番号 | プロトコル | 用途 |
|---|---|---|
| 8777 | UDP | ゲームポート |
| 27015 | UDP | クエリポート |
システム要件
| 項目 | 最小要件 | 推奨要件 |
|---|---|---|
| RAM | 8GB | 16GB |
| ディスク容量 | 20GB | 30GB以上 |
motd
SSH接続すると、以下の情報が表示されます。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| Server IP Address | サーバーのIPアドレス |
| Soulmask Server Port | 8777 |
| Soulmask Server Name | サーバー名 |
| Soulmask Server Password | サーバーパスワード |
| Soulmask Invite Code | 招待コード(取得中の場合は後で再試行) |
| Soulmask GM Password | GM(管理者)パスワード |
| Soulmask Directory | /opt/soulmask |
その他
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| サービス名 | soulmask-server.service |
| サービス初期状態 | 起動状態 |
| インストールディレクトリ | /opt/soulmask |
利用手順
Step 0: セキュリティグループについて
ConoHa for GAMEではサーバー毎にIPアドレスまたはポートでトラフィックを制御するセキュリティグループ(仮想ファイアウォール)が設定されます。
メモ
22番ポートなど、ゲームが利用するポート以外のポートをご利用の場合は、予め利用するポートの通信許可設定が必要です。
詳細はセキュリティグループを参照してください。
Step 1: VPSへのSSH接続
VPSを追加後、SSH接続を行います。rootユーザーでログインしてください。
鍵認証でのSSH接続コマンド例
ssh -i 秘密鍵ファイルのパス root@VPSのグローバルIPアドレス
Step 2: サーバー情報の確認
SSH接続後、motdに表示される以下の情報を確認してください:
- サーバーIPアドレス
- サーバーポート(8777)
- サーバー名
- サーバーパスワード
- 招待コード
- GMパスワード
- インストールディレクトリ(/opt/soulmask)
Step 3: ゲームへの接続
Soulmaskを起動し、以下の手順でサーバーに接続します:
- ゲームクライアントからゲームを起動し、左メニューにある「オンラインゲーム」をクリック
- 画面下部にある「サーバーに接続する」をクリック
- 「IPアドレス」「ポート」「サーバー接続用パスワード」の入力画面が表示される
- motdで確認した情報を入力:
- IPアドレス:サーバーのIPアドレス
- ポート:8777
- パスワード:サーバー接続用パスワード
- 「確定」ボタンをクリックして接続
- ゲーム本体のロード完了後、ゲーム本編が開始されます
ヒント
Soulmaskでは以下の3つの方法でサーバーに接続できます:
- IPアドレスを入力して選択:サーバーIPアドレス、ポート番号、パスワードが必要
- 招待コードを入力して選択:招待コード、パスワードが必要
- サーバー名から選択:サーバー名、パスワードが必要
Step 4: サーバー管理
サーバーの起動・停止・再起動は、以下のコマンドで行えます:
サーバーの状態確認
# systemctl status soulmask-server.service
サーバーの起動
# systemctl start soulmask-server.service
サーバーの停止
# systemctl stop soulmask-server.service
サーバーの再起動
# systemctl restart soulmask-server.service
Step 5: サーバー設定のカスタマイズ
サーバー設定は、インストールディレクトリ内の設定ファイルで変更できます。詳細は公式ドキュメントを参照してください。
注意
設定ファイルを編集した後は、サーバーを再起動して変更を反映させてください。
PvE・PvPの切り替え方法
Soulmaskサーバーは、デフォルトでゲームモードが「PvE」となっています。ゲームモードを「PvP」に変更する場合は、以下の手順でコマンドを実行してください。
重要
作業前に必ずイメージ保存等によるバックアップを取得してください。
PvPモードへの切り替え手順
- SSH接続でサーバーにrootでログイン
- Soulmaskサーバーを停止
# systemctl stop soulmask-server.service
- PvPモードを有効化
# sed 's/Environment=SOULMASK_MODE="pve"/Environment=SOULMASK_MODE="pvp"/' -i /etc/systemd/system/soulmask-server.service
- 設定を反映
# systemctl daemon-reload
- Soulmaskサーバーを起動
# systemctl start soulmask-server.service
PvEモードへの切り替え手順
再度「PvE」を有効にする場合は、以下のコマンドを使用します:
# systemctl stop soulmask-server.service # sed 's/Environment=SOULMASK_MODE="pvp"/Environment=SOULMASK_MODE="pve"/' -i /etc/systemd/system/soulmask-server.service # systemctl daemon-reload # systemctl start soulmask-server.service
バージョンアップ方法
ConoHaのSoulmaskテンプレートイメージにはSoulmaskサーバーの自動バージョンアップ機能があります。ただし、データの保全等の観点からデフォルトでは動作しないようになっています。
重要
自動バージョンアップを有効にする前に、万一に備えてイメージ保存等によるバックアップの取得を推奨します。
自動バージョンアップを有効にする手順
Step 1: Soulmaskサーバーを停止する
# systemctl stop soulmask-server.service
Step 2: 自動バージョンアップを有効にする
# sed "s/^#ExecStartPre/ExecStartPre/" -i /etc/systemd/system/soulmask-server.service
Step 3: soulmask-server.serviceサーバーを起動する
# systemctl daemon-reload # systemctl start soulmask-server.service
メモ
バージョンアップでデータのダウンロードや差し替えなどの処理が発生するため、Soulmaskサーバーの起動が完了してプレイできるようになるまで通常よりも時間がかかります。
これ以降、Soulmaskサーバーが起動する直前に自動的にバージョンアップが実行されるため、今後もSoulmaskのバージョンアップがあった際にはSoulmaskサーバーを再起動するか、サーバーを丸ごと再起動してもバージョンアップの処理が実行されます。
アプリケーションの具体的な利用方法につきましては、サービス開発元やサービス提供元の公式サイト、Wikiなどで最新情報をご確認ください。
外部リンク
| リンク | URL |
|---|---|
| Soulmask 公式サイト | https://mask.qoolandgames.com/ |
| Steam ストアページ | https://store.steampowered.com/app/2646460/Soulmask/ |
| Soulmask Wiki | https://soulmask.fandom.com/wiki/Soulmask |
| Steam コミュニティ | https://steamcommunity.com/app/2646460 |