最終更新日: 2026年02月12日

テンプレート説明

Zabbixは、サーバー、ネットワーク機器、仮想マシン、クラウドリソースなど、ITインフラストラクチャのパフォーマンスと可用性を監視するために設計されたオープンソースのネットワーク監視・管理ソフトウェアです。このテンプレートには、Zabbixが事前にインストールされており、Webインターフェースから初期セットアップウィザードを完了するだけで、すぐに監視を開始できます。

Zabbixは、SNMP、JMX、IPMIなど様々なデータ収集方法をサポートし、カスタムスクリプトやプラグインにも対応しています。リアルタイム監視、アラート、レポート、可視化、自動化などの機能を提供し、カスタムダッシュボードやテンプレートにも対応しています。

仕様

インストールOS

OS バージョン
Ubuntu 24.04

主要ソフトウェア

ソフトウェア バージョン ライセンス
Zabbix Server 7.0.22 AGPLv3
Zabbix Frontend 7.0.22 AGPLv3
Zabbix Agent 7.0.22 AGPLv3
MySQL 8.0.45 GPL v2
Apache 2.4.58 Apache License 2.0
PHP 8.3.6 PHP License v3.01

motd

項目名 内容
URL Zabbix接続先URL
MySQL Zabbix database name MySQLデータベース名
MySQL Zabbix username MySQLユーザー名
MySQL password MySQLパスワード

メモ

MySQLのパスワードは、motdに表示されます。SSH接続後に確認してください。

その他

項目名 内容
アプリケーション利用ポート HTTP:80番、Zabbix Server:10051番、Zabbix Agent:10050番
推奨システム要件 CPU: 2コア以上、RAM: 1GB以上(小規模環境の場合)
サービス初期状態 Zabbix Server、Zabbix Agent、Apache、MySQLが起動済み

メモ

監視するホストの数やパラメータの数に応じて、より多くのメモリとCPUリソースが必要になります。大規模な監視環境では、データベースを別サーバーで運用することを推奨します。

利用手順

STEP1:rootユーザーでSSH接続

VPSにrootユーザーでSSH接続を行ってください。

鍵認証でのSSH接続コマンド例
ssh -i 秘密鍵ファイルのパス root@VPSのグローバルIPアドレス

STEP2:Webインターフェースへのアクセス

SSH接続後に表示されるmotdメッセージに記載されているURLにWebブラウザでアクセスします。

初回アクセス時には、Zabbixの初期セットアップウィザードが表示されます。

STEP3:初期セットアップウィザードの実行

Webブラウザに表示されるウィザードに従って、以下の手順で設定を完了します。

1. ようこそ画面

デフォルトの言語を選択し、「次のステップ」をクリックします。

2. 前提条件のチェック

システムの前提条件が自動的にチェックされます。すべてOKであることを確認し、「次のステップ」をクリックします。

3. データベース接続設定

以下の情報を入力します(motdに記載されています):

  • データベースタイプ: MySQL
  • データベースホスト: localhost
  • データベースポート: 0(デフォルトポートを使用)
  • データベース名: motd記載の「MySQLデータベース名」
  • ユーザー: motd記載の「MySQLユーザー名」
  • パスワード: motd記載の「MySQLパスワード」

メモ

データベースのパスワードは、SSH接続後のmotdメッセージに表示されています。

4. Zabbix Serverの詳細設定

Zabbix Serverの設定を行います:

  • ホスト: localhost
  • ポート: 10051
  • 名前: 任意の名前(例:Zabbix server)

5. 設定パラメータの確認

入力した設定内容を確認し、「次のステップ」をクリックします。

6. インストール完了

設定が完了すると、ログイン画面が表示されます。

STEP4:Zabbixへのログイン

デフォルトの管理者アカウントでログインします:

  • ユーザー名: Admin
  • パスワード: zabbix

STEP5:管理者パスワードの変更

セキュリティのため、初回ログイン後は必ず管理者パスワードを変更してください。

パスワード変更手順

1. 左メニューから「ユーザー」→「ユーザー」を選択します。

2. ユーザー一覧から「Admin」をクリックします。

3. 「パスワード変更」ボタンをクリックします。

4. 以下の情報を入力します:

  • パスワード: 新しいパスワード
  • パスワード(確認): 新しいパスワード(確認)

5. 「更新」ボタンをクリックして変更を保存します。

重要

パスワードは十分に複雑なものを設定し、定期的に変更することを推奨します。

外部サーバーを監視する場合の追加設定

他のサーバーにZabbix Agentをインストールして監視を行う場合は、以下の設定が必要です。

メモ

ポート10051はZabbix Serverがトラッパー(監視対象サーバーのZabbix AgentやProxy)からデータを受信するために使用します。監視対象サーバーのIPアドレスからの接続のみを許可することを推奨します。

ufwファイアウォールの設定

ufwファイアウォールでポート10051を開放します。

# ufw allow 10051/tcp

設定を再読み込みします。

# ufw reload

設定を確認します。

# ufw status

メモ

特定のIPアドレスからのアクセスのみを許可する場合は、以下のコマンドを使用します:
# ufw allow from 監視対象サーバーのIPアドレス to any port 10051 proto tcp

アプリケーションの具体的な利用方法につきましては、サービス開発元やサービス提供元の公式サイト、Wikiなどで最新情報をご確認ください。

リンク URL
Zabbix公式サイト(日本語) https://www.zabbix.com/jp
Zabbix 7.0 ドキュメント(日本語) https://www.zabbix.com/documentation/7.0/jp/manual
Zabbix システム要件(日本語) https://www.zabbix.com/documentation/7.0/jp/manual/installation/requirements
Zabbix クイックスタートガイド(日本語) https://www.zabbix.com/documentation/7.0/jp/manual/quickstart
Zabbix コミュニティフォーラム https://www.zabbix.com/forum/