最終更新日: 2026年5月14日

テンプレート説明

独自ドメインなしでもすぐにHTTPS通信でUptime Kumaが利用可能

Uptime Kumaは、Webサイト・APIエンドポイント・各種サービスの死活監視を行うオープンソースの監視ツールです。直感的なWebUIでHTTP/HTTPS・TCP・DNS・Pingなど多様なプロトコルの監視を設定でき、メール・Slack・Discordなど多くの通知チャンネルと連携できます。

本テンプレートはインストール完了後もNginxおよびUptime Kumaサービスは停止状態を維持します。管理スクリプトで初期セットアップを完了してからサービスを起動してください。

スタートアップスクリプトのテンプレートを利用してサーバー作成を行う手順はご利用ガイドを参照してください。

メモ

初回アクセス時のセットアップ画面でデータベース種別の選択が必要です。ConoHa VPSの一般的な構成では Embedded MariaDB を選択してください。外部MariaDBを選ぶと別途DBサーバーの構築が必要になります。

仕様

対応OSイメージ

Ubuntu 24.04 LTS

主要ソフトウェア

ソフトウェア名 バージョン ライセンス 用途
Uptime Kuma Latest(2.x系) MIT License 死活監視・ステータスページ
Docker Engine Latest Apache License 2.0 コンテナランタイム
Docker Compose Latest(v2プラグイン) Apache License 2.0 コンテナオーケストレーション
Nginx Latest BSD 2-Clause License リバースプロキシ(WebSocket対応・HTTPS終端)

スタートアップスクリプト情報

項目 説明
アプリケーション利用ポート 80/tcp(HTTP)、443/tcp(HTTPS)
インストールディレクトリ /opt/uptime-kuma
管理スクリプト /root/uptime-kuma-*.sh
初期状態 サービス停止中(セキュリティのため)

その他

最小システム要件

  • CPU: 1コア以上
  • メモリ: 最小1GB、推奨2GB以上
  • ディスク容量: 10GB以上(監視対象数により増加)
  • ネットワーク: パブリックIPアドレス

利用手順

メモ

スタートアップスクリプトにてアプリケーションのインストールが完了するまで数分かかります。
インストール完了後、rootディレクトリに「uptime-kuma-info.txt」というファイルが作成されますのでご確認ください。
ファイルが存在しない場合、作成されるまでしばらくお待ちください。
スタートアップスクリプトの実行状況は、SSH接続後に以下のコマンドで確認できます。

# tail -f /var/log/uptime-kuma-setup.log

重要

セキュリティ上の理由により、テンプレート作成直後はNginxおよびUptime Kumaサービスが停止状態です。以下の手順に従って安全にサービスを起動し、初期設定を行ってください。

Step 1: VPSへの接続

SSHクライアントを使用してVPSに接続します。

# ssh root@<IPアドレス>

Step 2: 初期セットアップとサービスの起動

管理スクリプトを使用して初期セットアップを実行し、サービスを起動します。

# /root/uptime-kuma-manage.sh setup
# /root/uptime-kuma-manage.sh start

メモ

setup コマンドはDockerイメージを公式リポジトリからpullします。ネットワーク状況によっては数分かかる場合があります。start コマンド実行後にアクセスURLが表示されます。

Step 3: 管理者アカウントの作成

ブラウザで https://<ドメインまたはIPアドレス> にアクセスします。初回アクセス時にセットアップ画面が表示されます。

  1. データベース種別として Embedded MariaDB を選択する
  2. 管理者のユーザー名とパスワードを設定する

セキュリティ重要

初期状態では自己署名証明書が使用されるため、ブラウザにセキュリティ警告が表示されます。警告を確認してアクセスするか、Step 4でLet’s Encrypt証明書に切り替えてください。本番環境ではLet’s Encrypt証明書の使用を強く推奨します。

Step 4: Let’s Encrypt証明書の設定(推奨)

本番環境では、信頼されたSSL証明書を取得することを推奨します。事前にドメインのDNSレコードがVPSのIPアドレスに向いていることを確認してください。

# /root/uptime-kuma-letsencrypt.sh -e [email protected] -d your-domain.com

Step 5: ドメインの変更(オプション)

インストール後にドメインを変更する場合は、ドメイン変更スクリプトを使用します。

# /root/uptime-kuma-change-domain.sh -d new-domain.com

ドメイン変更後にLet’s Encrypt証明書を適用する場合は、必ず -d オプションで新しいドメインを指定してください。

# /root/uptime-kuma-letsencrypt.sh -e [email protected] -d new-domain.com

Step 6: 動作確認

診断スクリプトでサービスの状態を確認できます。

# /root/uptime-kuma-diagnose.sh

管理スクリプト一覧

スクリプト名 機能 使用例
uptime-kuma-manage.sh setup Dockerイメージの取得と初期準備 # /root/uptime-kuma-manage.sh setup
uptime-kuma-manage.sh start サービス起動 # /root/uptime-kuma-manage.sh start
uptime-kuma-manage.sh stop サービス停止 # /root/uptime-kuma-manage.sh stop
uptime-kuma-manage.sh restart サービス再起動 # /root/uptime-kuma-manage.sh restart
uptime-kuma-manage.sh status サービス状態の確認 # /root/uptime-kuma-manage.sh status
uptime-kuma-manage.sh logs ログの表示 # /root/uptime-kuma-manage.sh logs
uptime-kuma-diagnose.sh システム診断情報の表示 # /root/uptime-kuma-diagnose.sh
uptime-kuma-letsencrypt.sh Let’s Encrypt SSL証明書の取得・更新 # /root/uptime-kuma-letsencrypt.sh -e [email protected] -d domain
uptime-kuma-change-domain.sh ドメインの変更 # /root/uptime-kuma-change-domain.sh -d new-domain.com

セキュリティグループ(ファイアウォール)設定

ポート番号 プロトコル 用途 必須/オプション
22 TCP SSH 任意
80 TCP HTTP(HTTPSへリダイレクト) 必須
443 TCP HTTPS 必須

アプリケーションの具体的な利用方法につきましては、サービス開発元やサービス提供元の公式サイト、Wikiなどで最新情報をご確認ください。

サイト名 URL 説明
Uptime Kuma 公式サイト https://uptime.kuma.pet/ プロダクト情報・デモ
Uptime Kuma GitHubリポジトリ https://github.com/louislam/uptime-kuma ソースコード・イシュートラッカー・Wiki