すべてのストレージに高速なSSD NVMeを搭載。
耐障害性にすぐれた分散型ストレージ構成により、複数のノードにデータを分散して保存するため、万が一ハードウェア障害が発生してもデータの損失を防ぎます。

追加ストレージ一覧

ストレージ容量 ストレージ種別 備考
200GB(NVMe SSD) 追加ストレージ
500GB(NVMe SSD) 追加ストレージ
1TB(NVMe SSD) 追加ストレージ 1TB以上の場合、追加ストレージの自動バックアップ・イメージ保存がご利用いただけませんのでご注意ください。
5TB(NVMe SSD) 追加ストレージ 1TB以上の場合、追加ストレージの自動バックアップ・イメージ保存がご利用いただけませんのでご注意ください。
10TB(NVMe SSD) 追加ストレージ 1TB以上の場合、追加ストレージの自動バックアップ・イメージ保存がご利用いただけませんのでご注意ください。

利用手順

追加ストレージのサーバーOS側設定について、Ubuntu 22.04での手順例を掲載します。

追加ストレージアタッチ後のOS内操作手順例

Step 1: デバイス名確認

下記コマンドにてデバイス名を確認します。ここでは1TBのストレージを追加しているため、「vdb」が該当します。

# lsblk
NAME   MAJ:MIN RM   SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
loop0    7:0    0  61.9M  1 loop /snap/core20/1405
loop1    7:1    0  63.5M  1 loop /snap/core20/2015
loop2    7:2    0  79.9M  1 loop /snap/lxd/22923
loop3    7:3    0 111.9M  1 loop /snap/lxd/24322
loop4    7:4    0  40.8M  1 loop /snap/snapd/19993
sr0     11:0    1   506K  0 rom
vda    252:0    0   100G  0 disk
tqvda1 252:1    0     1M  0 part
mqvda2 252:2    0   100G  0 part /
vdb    252:16   0  1000G  0 disk

Step 2: パーティション設定

前項で確認したデバイスに対し、パーティションを設定します。

# parted -s -a optimal /dev/vdb -- mklabel gpt mkpart primary xfs 1 -1

Step 3: デバイスのフォーマット

デバイスをフォーマットします。ここではxfsでのフォーマットとなります。

# mkfs.xfs /dev/vdb1

Step 4: ディレクトリの作成

ディレクトリを作成します。ここでは「/data」ディレクトリを作成します。

# mkdir /data

Step 5: デバイスのマウント

デバイスをディレクトリにマウントします。

# mount /dev/vdb1 /data

Step 6: 自動マウント設定

自動マウント設定を行います。

# vi /etc/fstab
#下記を追記
/dev/vdb1 /data xfs defaults 1 1