最終更新日: 2026年8月7日
概要
ConoHa アカウント認証で、AI エージェントからオブジェクトストレージをセキュアに利用
ConoHa オブジェクトストレージ MCP Server リモート版は、ConoHa のオブジェクトストレージ(OpenStack Swift)を AI エージェントからセキュアに操作できるリモート MCP サービスです。Claude Code、Codex、GitHub Copilot などのAIエージェントから https://api.conoha.jp/vps/swift-mcp に接続して利用します。
端末上で追加の MCP サーバーを起動したり、ConoHa API 認証情報を設定ファイルへ直接保存したりする必要はありません。対応クライアントでは、MCP クライアント側の認証フローに従って ConoHa アカウントを認可するだけで利用できます。
メモ
本サービスは ConoHa VPS(Ver.3.0) のみ対応しています。コンテナ作成やオブジェクト操作等により通常のオブジェクトストレージ利用料金が発生します。
仕様
主な特徴
| 特徴 | 説明 |
|---|---|
| 日本語対応 | ツール説明や応答は日本語で扱いやすい形式に整えています。 |
| リモート MCP | 端末上で追加プロセスを起動せず、HTTP MCP エンドポイントに接続します。 |
| 認証情報を直接保存しない | AI エージェントの設定に ConoHa API パスワードを記載せずに利用します。 |
| オブジェクトストレージ操作に対応 | コンテナ・オブジェクトの一覧取得、署名済みURLの発行、メタデータ設定などを操作できます。 |
対応機能
| カテゴリ | 主な対応機能 |
|---|---|
| 読み取り専用ツール | 一覧取得 / ダウンロード用署名済みURL発行 / メタデータ取得(アカウント・コンテナ・オブジェクト) |
| 書き込み/削除ツール | コンテナ作成 / 削除 / アップロード用署名済みURL発行 / メタデータ設定(容量上限・ACL) |
メモ
VPS のサーバー・ボリューム・イメージ・セキュリティグループなどを操作する場合は、ConoHa VPS MCP Server(リモート版)をご利用ください。
対応プラットフォーム
現在は CLI / VS Code 系クライアント向けです。
| 種別 | 対応環境 |
|---|---|
| AI エージェント | Claude Code / Codex / GitHub Copilot(VS Code)/ Cursor / Cline(VS Code)/ その他 HTTP MCP 対応エージェント |
| ConoHa VPS | Ver.3.0 API |
エンドポイント
| 用途 | URL |
|---|---|
| 全クライアント共通 | https://api.conoha.jp/vps/swift-mcp |
クイックスタート
ご利用の AI エージェントに応じて、以下の手順で ConoHa オブジェクトストレージ MCP Server を追加してください。設定後に動作確認として「現在あるコンテナの一覧を表示してください。」と話しかけ、コンテナ一覧が返ってくれば正常に動作しています。
Claude Code
$ claude mcp add --transport http conoha-objectstorage-mcp https://api.conoha.jp/vps/swift-mcp
$ claude mcp login conoha-objectstorage-mcp
mcp login 実行後、表示された URL をブラウザで開き、ConoHa アカウントでログインして認可してください。
Codex
$ codex mcp add conoha-objectstorage-mcp --url https://api.conoha.jp/vps/swift-mcp
$ codex mcp login conoha-objectstorage-mcp
mcp login 実行後、表示された URL をブラウザで開き、ConoHa アカウントでログインして認可してください。
GitHub Copilot
VS Code がインストールされている場合は、以下のボタンから追加します。
- ボタンをクリックすると VS Code の MCP サーバーパネルが開きます。
- インストールを実行し、表示される案内に従って ConoHa アカウントを認可してください。
その他
上記以外の HTTP MCP 対応クライアントでは、MCP 設定ファイルの所定の箇所に以下を追加してください。
{
"mcpServers": {
"conoha-objectstorage-mcp": {
"type": "http",
"url": "https://api.conoha.jp/vps/swift-mcp"
}
}
}
設定ファイルの場所はクライアントによって異なります(例: Claude Code は .mcp.json、Cursor は mcp.json)。クライアント側のドキュメントを確認してください。
設定後、クライアントを再起動し、表示される案内に従って ConoHa アカウントを認可してください。
使用例
コンテナ・オブジェクトの確認
現在あるコンテナの一覧を表示してください。
test-container 内のオブジェクトの一覧とメタデータを確認してください。
コンテナ作成
test-container という名前のコンテナを作成してください。
署名済みURLの発行
test-container に sample.txt をアップロードするための署名済みURLを発行してください。
注意
アップロード用署名済みURLは PUT 専用です。ブラウザで直接開く(GET)と AccessDenied になる場合があります。
test-container 内の sample.txt をダウンロードするための署名済みURLを発行してください。
アップロード完了後にオブジェクト内容を確認する場合は、ダウンロード用署名済みURL(GET)を別途発行してください。
メタデータ設定
アカウント全体の容量上限を100GBに設定してください。
test-container に匿名読み取りを許可するACL(.r:*)を設定してください。
メモ
ACL(.r:*)の設定は、コンテナメタデータ(X-Container-Read)の更新として実行されます。
削除
test-container 内の不要なオブジェクトを確認し、削除してください。
重要
コンテナ・オブジェクトの削除、容量上限やACLの変更などは実環境に影響します。AI エージェントが提示する実行内容を確認してから進めてください。
よくある質問
基本
Q: ConoHa オブジェクトストレージ MCP Server リモート版は何ができますか?
A: AI エージェントから ConoHa のオブジェクトストレージ(OpenStack Swift)を操作し、コンテナ・オブジェクトの一覧取得、アップロード/ダウンロード用署名済みURLの発行、メタデータ(容量上限・ACL)の設定、コンテナの作成・削除などを実行できます。詳しくは対応機能を参照してください。
Q: このMCPサーバーでVPSサーバーの作成やセキュリティグループの操作はできますか?
A: いいえ。本サービスはオブジェクトストレージの操作に特化しています。VPSサーバーやセキュリティグループなどの操作にはConoHa VPS MCP Server(リモート版)をご利用ください。
Q: 端末上で追加の MCP サーバーを起動する必要はありますか?
A: ありません。AI エージェントの MCP 設定に https://api.conoha.jp/vps/swift-mcp を登録して利用します。ConoHa API 認証情報を設定ファイルへ直接保存する必要もありません。
Q: Windows / Mac / Linux で利用できますか?
A: 利用中の AI エージェントが HTTP MCP に対応していれば、OS に依存せず利用できます。
Q: OSS版(ローカル)との違いは何ですか?
A: リモート版は ConoHa が運営するサーバーに接続するだけで使えるサービスです。Node.js や Docker のインストールは不要で、ConoHa API 認証情報を設定ファイルに直接書く必要もありません。OSS版(ローカル)はご自身の環境にインストールして使うオープンソース版(開発ベータ)で、オブジェクトストレージを含むVPS関連リソースの操作に対応しています。
設定・認証
Q: ConoHa API パスワードや Keystone token を設定ファイルに書く必要はありますか?
A: ありません。リモート版では、AI エージェントの設定ファイルに ConoHa API パスワード、Keystone token、テナント ID を直接記載しないでください。認証は MCP クライアントと ConoHa 側の案内に従って行います。
Q: 認証画面が表示された場合はどうすればよいですか?
A: MCP クライアントが表示する認証フローに従い、操作対象の ConoHa アカウントで認可してください。認可後、そのアカウントに紐づくオブジェクトストレージリソースが MCP ツールの操作対象になります。
Q: どの AI エージェントで利用できますか?
A: type: "http" の MCP サーバーを登録できるクライアントで利用できます。Claude Code、Codex、Claude、GitHub Copilot、Cursor、Cline などが候補です。対応状況や設定 UI はクライアントのバージョンで変わるため、各クライアントのドキュメントを確認してください。
利用・操作
Q: 日本語で操作できますか?
A: はい。「現在あるコンテナの一覧を表示してください。」「test-container を作成してください。」のような自然な日本語で依頼できます。
Q: コンテナ作成時に料金は発生しますか?
A: はい。MCP 経由でも実際のオブジェクトストレージリソースを作成・変更するため、通常のオブジェクトストレージ利用料金が発生します。
Q: 操作を取り消すことはできますか?
A: 一度実行された削除、容量上限やACLの変更などは、内容によっては取り消せません。AI エージェントが提示する実行対象、コンテナ名、操作内容を確認してから進めてください。
Q: 発行した署名済みURLの有効期限はどうなりますか?
A: 署名済みURLには有効期限が設定されます。AI エージェントが提示する発行内容(対象オブジェクト、有効期限)を確認してから利用してください。
Q: ACL(.r:*)の設定はメタデータ設定ですか?
A: はい。ACL(.r:*)はコンテナメタデータ(X-Container-Read)として設定します。解除する場合は X-Container-Read: "" を設定します。
トラブルシューティング
Q: AI エージェントにツールが表示されません
A: 以下を確認してください。
- MCP 設定の
mcpServersに JSON を正しく追加しているか typeが"http"、urlがhttps://api.conoha.jp/vps/swift-mcpになっているか- JSON の構文エラーがないか
- AI エージェントを再起動したか
- 利用中の AI エージェントが HTTP MCP に対応しているか
Q: 認証エラーや 401 エラーが出ます
A: AI エージェント側で再認証を試してください。あわせて、署名済みURLの有効期限切れ、HTTPメソッド不一致(PUT専用URLをGETでアクセス)、対象パスの誤りがないか確認してください。改善しない場合は、クライアント設定(type・url)を確認してください。
Q: AI エージェントが意図と異なる操作を提案します
A: 対象コンテナ・オブジェクトの名前だけでなく、操作内容(作成・削除・メタデータ変更など)も具体的に確認するよう指示してください。VS Code 系クライアントでは、開いているファイルの内容がコンテキストに含まれて応答に影響することがあります。関係ないファイルを閉じ、依頼内容を具体的にしてください。
外部リンク
| サイト名 | URL | 説明 |
|---|---|---|
| ConoHa VPS API リファレンス | https://doc.conoha.jp/reference/api-vps3/ | ConoHa VPS 公開 API ドキュメント |
| オブジェクトストレージ(Ver.3.0) | https://doc.conoha.jp/products/vps-v3/storage-v3/objectstorage-v3/ | ConoHa オブジェクトストレージの概要・機能ドキュメント |
| Model Context Protocol 仕様 | https://modelcontextprotocol.io/ | MCP 公式仕様・ドキュメント |
| ConoHa VPS MCP Server OSS版(ローカル) | https://doc.conoha.jp/reference/mcp-server/local-mcp/ | OSS版(ローカル)のドキュメント(オブジェクトストレージ操作を含む) |