最終更新日: 2026年7月7日
概要
ConoHa アカウント認証で、AI エージェントから VPS をセキュアに利用
ConoHa VPS MCP Server リモート版は、ConoHa VPS の公開 API を AI エージェントからセキュアに操作できるリモート MCPサービスです。Claude Code、Codex CLI、Claude、ChatGPT、GitHub Copilot などのAIエージェントから https://api.conoha.jp/vps/mcp に接続して利用します。
端末上で追加の MCP サーバーを起動したり、ConoHa API 認証情報を設定ファイルへ直接保存したりする必要はありません。対応クライアントでは、MCP クライアント側の認証フローに従って ConoHa アカウントを認可するだけで利用できます。
メモ
本サービスは ConoHa VPS(Ver.3.0) のみ対応しています。VPS の作成等の操作により通常の ConoHa VPS 料金が発生します。
仕様
主な特徴
| 特徴 | 説明 |
|---|---|
| 日本語対応 | ツール説明や応答は日本語で扱いやすい形式に整えています。 |
| リモート MCP | 端末上で追加プロセスを起動せず、HTTP MCP エンドポイントに接続します。 |
| 認証情報を直接保存しない | AI エージェントの設定に ConoHa API パスワードを記載せずに利用します。 |
| VPS 操作に対応 | サーバー、ボリューム、イメージ、SSH キーペア、セキュリティグループを操作できます。 |
対応機能
| カテゴリ | 主な対応機能 |
|---|---|
| サーバー | 一覧 / 作成 / 削除 / 起動 / 停止 / 強制停止 / 再起動 / リサイズ / リモートコンソール URL 発行 |
| プラン・イメージ | フレーバー一覧 / イメージ一覧 / スタートアップスクリプト一覧 |
| SSH キーペア | 一覧 / 作成 / 削除 |
| ボリューム | 一覧 / 作成 / 更新 / 削除 / サーバーへのアタッチ / ボリュームタイプ一覧 |
| ネットワーク | セキュリティグループ、セキュリティグループルール、ポートの一覧・詳細・作成・更新・削除 |
| 利用状況 | サーバーの IP アドレス、セキュリティグループ、CPU / ディスク I/O グラフ取得 |
メモ
Object Storage 系の MCP ツールは現在未提供です。Object Storage を操作する場合は、OSS版(ローカル)または ConoHa VPS 公開 API を直接ご利用ください。
対応プラットフォーム
| 種別 | 対応環境 |
|---|---|
| AI エージェント | Claude Code / Codex CLI / Claude / GitHub Copilot(VS Code)/ Cursor / Cline(VS Code)/ その他 HTTP MCP 対応エージェント |
| Claude.ai | Claude.ai カスタムコネクター(Claude Connectors) |
| ChatGPT | Apps in ChatGPT |
| ConoHa VPS | Ver.3.0 API |
エンドポイント
| 用途 | URL |
|---|---|
| 全クライアント共通 | https://api.conoha.jp/vps/mcp |
クイックスタート
ご利用の AI エージェントに応じて、以下の手順で ConoHa VPS MCP Server を追加してください。設定後に動作確認として「現在あるサーバーの一覧を表示してください。」と話しかけ、サーバー一覧が返ってくれば正常に動作しています。
Claude Code
$ claude mcp add --transport http conoha-vps-mcp https://api.conoha.jp/vps/mcp
$ claude mcp login conoha-vps-mcp
mcp login 実行後、表示された URL をブラウザで開き、ConoHa アカウントでログインして認可してください。
Codex
$ codex mcp add conoha-vps-mcp --url https://api.conoha.jp/vps/mcp
$ codex mcp login conoha-vps-mcp
mcp login 実行後、表示された URL をブラウザで開き、ConoHa アカウントでログインして認可してください。
Claude
- claude.ai にログインし、カスタマイズ → コネクタ に移動します。
- 「+」ボタン をクリックし、「カスタムコネクタを追加」 を選択します。
- 名前に任意の名称(例:
ConoHa)、URL にhttps://api.conoha.jp/vps/mcpを入力し「追加」をクリックします。 - 画面の案内に従って ConoHa アカウントを認可します。
ChatGPT
- ChatGPT の 設定 → アプリ → 高度な設定 → アプリを作成する に移動します。
- 名前に任意の名称(例:
ConoHa)、接続の「サーバーの URL」にhttps://api.conoha.jp/vps/mcp、認証に OAuth を選択します。 - 「ConoHa でサインイン」 をクリックし、ConoHa アカウントを認可します。
GitHub Copilot
VS Code がインストールされている場合は、以下のボタンから追加します。
- ボタンをクリックすると VS Code の MCP サーバーパネルが開きます。
- インストールを実行し、表示される案内に従って ConoHa アカウントを認可してください。
その他
上記以外の HTTP MCP 対応クライアントでは、MCP 設定ファイルの所定の箇所に以下を追加してください。
{
"mcpServers": {
"conoha-vps-mcp": {
"type": "http",
"url": "https://api.conoha.jp/vps/mcp"
}
}
}
設定ファイルの場所はクライアントによって異なります(例: Claude Code は .mcp.json、Cursor は mcp.json)。クライアント側のドキュメントを確認してください。
設定後、クライアントを再起動し、表示される案内に従って ConoHa アカウントを認可してください。
使用例
リソース確認
現在あるサーバーの一覧を表示してください。
メモリ 1GB のプランと Ubuntu 24.04 のイメージ ID を確認してください。
サーバー操作
現在あるサーバーを確認し、test-1 という名前のサーバーを停止してください。
test-1 のリモートコンソール URL を発行してください。
サーバー作成
Ubuntu 24.04 でメモリ 1GB のサーバーを作成したいです。
ネームタグは test-1、セキュリティグループは default にしてください。
root パスワードや追加で必要な情報は、実行前に必ず確認してください。
セキュリティ設定
Web サーバー用のセキュリティグループを web-server-secgroup という名前で作成し、
HTTP 80 番と HTTPS 443 番だけを許可するルールを追加してください。
重要
削除、停止、リサイズ、セキュリティグループ変更などは実環境に影響します。AI エージェントが提示する実行内容を確認してから進めてください。
よくある質問
基本
Q: ConoHa VPS MCP Server リモート版は何ができますか?
A: AI エージェントから ConoHa VPS の公開 API を呼び出し、サーバー一覧取得、サーバー作成、停止、起動、リサイズ、ボリューム管理、SSH キーペア管理、セキュリティグループ設定などを実行できます。詳しくは対応機能を参照してください。
Q: 端末上で追加の MCP サーバーを起動する必要はありますか?
A: ありません。AI エージェントの MCP 設定に https://api.conoha.jp/vps/mcp を登録して利用します。ConoHa API 認証情報を設定ファイルへ直接保存する必要もありません。
Q: Windows / Mac / Linux で利用できますか?
A: 利用中の AI エージェントが HTTP MCP に対応していれば、OS に依存せず利用できます。
Q: OSS版(ローカル)との違いは何ですか?
A: リモート版は ConoHa が運営するサーバーに接続するだけで使えるサービスです。Node.js や Docker のインストールは不要で、ConoHa API 認証情報を設定ファイルに直接書く必要もありません。OSS版(ローカル)はご自身の環境にインストールして使うオープンソース版(開発ベータ)です。
設定・認証
Q: ConoHa API パスワードや Keystone token を設定ファイルに書く必要はありますか?
A: ありません。リモート版では、AI エージェントの設定ファイルに ConoHa API パスワード、Keystone token、テナント ID を直接記載しないでください。認証は MCP クライアントと ConoHa 側の案内に従って行います。
Q: 認証画面が表示された場合はどうすればよいですか?
A: MCP クライアントが表示する認証フローに従い、操作対象の ConoHa アカウントで認可してください。認可後、そのアカウントに紐づく VPS リソースが MCP ツールの操作対象になります。
Q: どの AI エージェントで利用できますか?
A: type: "http" の MCP サーバーを登録できるクライアントで利用できます。Claude Code、Codex CLI、Claude、GitHub Copilot、Cursor、Cline などが候補です。対応状況や設定 UI はクライアントのバージョンで変わるため、各クライアントのドキュメントを確認してください。
Q: Claude.ai のカスタムコネクター(Claude Connectors)からも利用できますか?
A: はい。設定手順はクイックスタートの「Claude」を参照してください。
Q: Apps in ChatGPT からも利用できますか?
A: はい。設定手順はクイックスタートの「ChatGPT」を参照してください。
利用・操作
Q: 日本語で操作できますか?
A: はい。「現在あるサーバーの一覧を表示してください。」「test-1 を停止してください。」のような自然な日本語で依頼できます。
Q: サーバー作成時に料金は発生しますか?
A: はい。MCP 経由でも実際の ConoHa VPS リソースを作成・変更するため、通常の ConoHa VPS 料金が発生します。
Q: 操作を取り消すことはできますか?
A: 一度実行された削除、停止、リサイズ、セキュリティグループ変更などは、内容によっては取り消せません。AI エージェントが提示する実行対象、ID、操作内容を確認してから進めてください。
Q: Object Storage は操作できますか?
A: 現在の ConoHa VPS MCP リモート版では、Object Storage 系の MCP ツールは未提供です。Object Storage を操作する場合は、OSS版(ローカル)または ConoHa VPS 公開 API を直接ご利用ください。
トラブルシューティング
Q: AI エージェントにツールが表示されません
A: 以下を確認してください。
- MCP 設定の
mcpServersに JSON を正しく追加しているか typeが"http"、urlがhttps://api.conoha.jp/vps/mcpになっているか- JSON の構文エラーがないか
- AI エージェントを再起動したか
- 利用中の AI エージェントが HTTP MCP に対応しているか
Q: 認証エラーや 401 エラーが出ます
A: AI エージェント側で再認証してください。改善しない場合は、クライアントの設定(type・URL の記載)を確認してください。
Q: AI エージェントが意図と異なる操作を提案します
A: 対象リソースの名前だけでなく ID も確認するよう指示してください。VS Code 系クライアントでは、開いているファイルの内容がコンテキストに含まれて応答に影響することがあります。関係ないファイルを閉じ、依頼内容を具体的にしてください。
外部リンク
| サイト名 | URL | 説明 |
|---|---|---|
| ConoHa VPS API リファレンス | https://doc.conoha.jp/reference/api-vps3/ | ConoHa VPS 公開 API ドキュメント |
| Model Context Protocol 仕様 | https://modelcontextprotocol.io/ | MCP 公式仕様・ドキュメント |
| ConoHa VPS MCP Server OSS版(ローカル) | https://doc.conoha.jp/reference/mcp-server/local-mcp/ | OSS版(ローカル)のドキュメント |